キングブリッジタワー プロジェクト

【受賞者】株式会社大林組
【実施者】タイ大林
【実施地区/国】バンコク/タイ王国

【プロジェクトの紹介】
 本件は、タイの大手企業グループであるサハグループが開発する高さ255mの超高層オフィスビルで、グループ企業およびテナントの拠点として計画されました。チャオプラヤー川沿いのラマ3世地区に位置し、隣接するプミポン橋の主塔シルエットをモチーフにした象徴的なデザインにより、地域との調和とランドマーク性を両立しています。 またRC造としてタイ大林にとって過去最高の高さを誇り、大林グループ全体でも最も高層の建築物です。設計コンセプトには「シナジーの精神」を掲げ、持続可能で高付加価値の建物を目指し、LEED 認証やFitwel 3つ星など国際的な環境認証を取得しました。
 建物性能の向上のみならず、施工プロセスの革新も求められ、施工段階から環境配慮や品質向上に資する取り組みが行われました。地上39階・高さ151mの位置に、建物から約12m張り出し、幅約45m・最大厚さ約4.5mという大規模な跳ね出し構造のスカイラウンジを有し、その施工にはリフトアップ工法を採用しました。これにより品質向上と工期短縮を図るとともに、施工時の安全性も高めています。また、設備工事のモジュール化を積極的に推進し、環境負荷低減、省人化、施工品質の安定化、工程効率化を実現しました。
 先進技術の積極的な導入により、発注者の求める高品質で持続可能な高付加価値の建物を、契約工期より3か月前倒しで完成させ、全工期無災害で竣工を迎えました。