ヤンゴン・マンダレー鉄道整備事業フェーズ1 CP101工区(パズンダウン~バゴー)の内、土建工事

【受賞者】株式会社フジタ
【実施者】株式会社フジタ
【実施地区/国】ヤンゴン~バゴー/ミャンマー連邦共和国

【プロジェクトの紹介】
 ミャンマーの中央平原を縦断するヤンゴン~マンダレー線は全長約620kmの鉄道で、英国植民地時代に建設され運行されてきましたが、維持・管理が不十分であることから、鉄道関連施設・設備の老朽化により列車走行の速度低下・遅延・脱線事故等が生じており、安全かつ安定した列車運行が難しい状況となっていました。
 本事業は、日本の支援の下、既存鉄道路線の老朽化した施設・設備の改修、新規車両の調達を実施することにより、鉄道輸送能力増強を図り、同国の経済発展に寄与するものとして実施されました。
 ミャンマー最大の都市ヤンゴン側から約260kmをPhase1とし、それを3工区に分割され、ヤンゴン側に最も近いCP101工区(約71km)の内、土建工事を弊社で担当しました。
 工事は準備段階から課題が多く発生しました。例えば、ミャンマー国内では大規模な整備を行える軌道工事専用の機械等の手配が難しく、日本をはじめ海外より輸入しなければなりませんでした。また軌道改修の実作業においては、現在の鉄道運行を継続しながらの営業線近接作業となり、保線部門とは細部まで調整が必要となりました。
 更に工事期間中、新型コロナの蔓延やミャンマー国軍による非常事態宣言の影響等で工事中断や行動制限等が発生しました。
 このように大きな制約や課題を解決しながら、地域に望まれる鉄道の開通という使命のもと、高い品質を提供し2024 年に無事引き渡すことが出来ました。