海外建設受注実績レポート

海外受注実績の動向

令和4年6月27日更新

この受注実績は、海外建設協会会員51社が受注した海外建設工事(1件 1,000万円以上)を取りまとめたものである。なお、集計は、会員各社間(海外法人を含む)及び自社の本邦法人と現地法人間の契約案件(元請・下請による重複分)は除外し、また、共同企業体(JV)による受注については各社の出資比率分を計上している。

最新の海外工事受注実績

  
月次受注額 (2021/4~2022/5)
(单位:百万円)
本邦法人 現地法人 総計
2019年度 771,817 1,285,143 2,056,960
2020年度 344,793 769,431 1,114,224
2021年度 390,166 1,395,340 1,785,506
2021年4月 16,650 108,946 125,596
2021年5月 13,393 76,127 89,520
2021年6月 41,775 104,001 145,776
2021年7月 22,989 48,634 71,623
2021年8月 39,883 96,780 136,663
2021年9月 14,754 146,383 161,137
2021年10月 10,308 103,192 113,500
2021年11月 58,425 150,901 209,326
2021年12月 34,209 161,619 195,828
2022年1月 59,060 76,803 135,863
2022年2月 13,631 200,537 214,168
2022年3月 65,089 121,417 186,506
2022年4月 18,440 37,526 55,966
2022年5月 54,982 169,287 224,269
2022年4月~5月 73,422 206,813 280,235

2021年度(令和3年度)海外建設受注実績の概要

一般社団法人 海外建設協会 調

この受注実績は、2021年度(令和3年度)に海外建設協会会員51社が受注した海外建設工事(1件 1,000万円以上)を取りまとめたものである。なお、集計は、会員各社間(海外法人を含む)および自社の本邦法人と現地法人間の契約案件(元請・下請による重複分)は除外し、また、共同企業体(JV)による受注については各社の出資比率分を計上している。


1.受注全体の動向

2021年度海外建設受注は、1,866件、1兆7,855億円となり、前年度に比し、件数は175件増加し、金額は6,713億円増加した。

本邦法人の受注は、454億円増加し、3,902億円に、現地法人の受注は、6,259億円増加し、1兆3,953億円となった。

地域別に見ると、アジアは、9,846億円、中東・北アフリカは、120億円、アフリカは、198億円、北米は、5,021億円、中南米は、145億円、欧州は、202億円、東欧は、903億円および、大洋州は、1,420億円となった。

発注者別に見ると、公共機関案件は、5,919億円、民間企業案件は、1兆1,936億円となった。

資金源別に見ると、自己資金案件は、1兆6,091億円、無償資金案件は、333億円および、有償資金案件は、1,301億円となった。なお、ODA全体(無償、有償の合計)は、1,634億円で、前年度(564億円)に比し、1,070億円増加した。また、アジア開発銀行をはじめとした国際金融機関および、その他PPPなどは、133億円で、前年度(544億円)に比し、411億円減少した。

契約形態別では、施工のみの案件は、1兆1,552億円、設計施工案件は、6,268億円、PM・CM案件は、8億円、技術指導は、0.4億円、その他案件は、27億円となった。ターンキー案件は、本年度も受注はなかった。

2.法人別の動向

法人別に見ると、本邦法人の受注は、459件、3,902億円で、前年度に比し、件数は100件増加し、金額は454億円増加した。

本邦法人の受注を地域別に見ると、アジアは、3,363億円、中東・北アフリカは、105億円、アフリカは、198億円、北米は、41億円、中南米は、128億円、大洋州は、67億円、欧州および、東欧での受注はなかった。

一方、現地法人の受注は、1,407件、1兆3,953億円で、前年度に比し、件数は75件増加し、金額は6,259億円増加した。

現地法人の受注を地域別に見ると、アジアは、6,482億円、中東・北アフリカは、15億円、北米は、4,981億円、中南米は、17億円、欧州は、202億円、東欧は、903億円、大洋州は、1,353億円だった。なお、アフリカでの受注はかった。

この結果、本邦法人と現地法人の比率は、22:78で、前年度(31:69)に比し、本邦法人の比率が減少し、現地法人の比率が増加した。

 

  2021年度 2020年度 対前年比:増減
件数 金額(億円)
構成比率(%)
件数 金額(億円)
構成比率(%)
件数 金額(億円)
(%)
本邦法人 459 3,902
(21.9%)
359 3,448
(30.9%)
100 454
(13.2%)
現地法人 1,407 13,953
(78.1%)
1,332 7,694
(69.1%)
75 6,259
(81.3%)
合計 1,866 17,855
(100.0%)
1,691 11,142
(100.0%)
175
(10.3%)
6,713
(60.2%)

3.地域別の動向

地域別に見ると、アジア地域における受注は、1,340件、9,846億円で、前年度に比し、件数は194件増加し、金額は3,389億円増加した。同地域の受注を発注者別に見ると、公共機関は、1,409億円増加し、3,140億円に、民間は、1,980億円増加し、6,705億円となった。

中東・北アフリカにおける受注は、18件、120億円で、前年度に比し、件数は8件増加し、金額は48億円増加した。同地域の受注を発注者別に見ると、公共機関は、105億円増加し、106億円に、民間は58億円減少し、14億円となった。

アフリカにおける受注は、23件、198億円で、前年度に比し、件数は15件増加したが、金額は304億円減少した。同地域の受注を発注者別に見ると、公共機関は、286億円減少し、198億円に、民間は、18億円減少し、受注がなかった。

北米における受注は、256件、5,021億円で、前年度に比し、件数は54件減少したが、金額は2,689億円増加した。同地域の受注を発注者別に見ると、公共機関は、1,074億円増加し、1,683億円に、民間は、1,615億円増加し、3,339億円となった。

中南米における受注は、83件、145億円で、前年度に比し、件数は7件増加し、金額は57億円増加した。同地域の受注を発注者別に見ると、公共機関は、0.2億円減少し、受注がなかった。民間は、57億円増加し、145億円となった。

欧州における受注は20件、202億円で、前年度に比し、件数は4件増加し、金額は96億円増加した。同地域の受注を発注者別に見ると、公共機関の受注はなく、民間は、96億円増加し、202億円となった。

東欧における受注は、73件、903億円で、前年度に比し、件数は6件増加し、金額は143億円増加した。同地域の受注を発注者別に見ると、公共機関の受注はなく、民間は、143億円増加し、903億円となった。

大洋州における受注は、53件、1,420億円で、前年度に比し、件数は5件減少したが、金額は594億円増加した。同地域の受注を発注者別に見ると、公共機関は、505億円増加し、793億円に、民間は、89億円増加し、627億円となった。
 

  2021年度 2020年度 対前年比:増減
地域 件数 金額(億円)
構成比率(%)
件数 金額(億円)
構成比率(%)
金額(億円)
(%)
アジア 1,340 9,846(55.1%) 1,146 6,457(58.0%) 3,389(52.5%)
中東
北アフリカ
18 120(0.7%) 10 72(0.7%) 48(66.2%)
アフリカ 23 198(1.1%) 8 501(4.5%) -304(-60.6%)
北米 256 5,021(28.1%) 310 2,332(20.9%) 2,689(115.3%)
中南米 83 145(0.8%) 76 88(0.8%) 57(64.7%)
欧州 20 202(1.1%) 16 106(1.0%) 96(91.3%)
東欧 73 903(5.1%) 67 760(6.8%) 143(18.8%)
大洋州 53 1,420(8.0%) 58 825(7.4%) 594(72.0%)
1,866 17,855(100.0%) 1,691 11,142(100.0%) 6,713(60.2%)



※本文中の数値は、四捨五入の都合上、表中の数値と合致しない場合がある。
※文中及び図表内「アフリカ」表記は、サブサハラ地域の国を対象とする。